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All rights reserved(オール・ライツ・リザーブド)という表記の意味は?

様々なWebサイトのフッターに表記されている「All rights reserved(オール・ライツ・リザーブド)」は
著作権を保有する主張をするために書かれているものです。
*ただし記載したからといって、実際には効力はありません。

1910年の「ブエノスアイレス条約」において著作権の保護を受けるためには登録が必要である
(自国以外の加盟国で著作権による保護を受けるために、権利をもつ事を表示する必要がある)とされ、
マルCのマークや発行年とともに記載することになりました。

All rights reservedの記述は、
©️(マルCマーク)、最初の発行年、著作権者の名前、権利の保持 からできています

・copyright:著作権
・rights:権利
・reserved:保持する

これらをつなげて全体としては「© 〇年数 〇著作権者名 All rights reserved.」のような表記になります。
→「【〇年数】年から【〇著作権者名】という著作権者が、著作権を全て保持しています。」という意味になります。

All rights reserved は書かなくてもOK

日本は、ブエノスアイレス条約に加盟をしていません。
また現在多くの国が、あえて権利表示の記載をしなくても著作権が保護される無方式主義の「ベルヌ条約」に加盟をしている為、
権利表示の記載をしなくても著作権は保護されるようになっています。
*無方式主義とは、方式を定めない = copyrightなど記載する必要がない
となります。このため、記載が無くても著作権法上保護されます。

逆に、All rights reserved を書いたからといって、著作物として法的に保護されるわけではありません。

つまり、
・作成者に自動的に著作権が発生する点、
・記載をしても著作物として法的な保護が受けられるわけではない点
から自ら製作したwebサイトに、コピーライトを書く必要は基本的にはありません。

Webサイトで今までAll rights reservedが記載をされてきたのは、
・みんなが書いているから
・なんとなく書いておくと権利主張できているような気がする
・書いてあった方が、なんとなく無断使用の抑止力になるから
・飾りになる
などなど、なんとなくサイト制作上の作法や慣習になってしまっているからではないかと思います。